初期消火訓練に参加しました。 [自治会の行事]
6月14日 (日) 曇り 自主防災委員会と自治会の合同で、初期消火訓練が行われました。 併せて 負傷者の搬送訓練、応急手当の訓練も行われ、僕も参加しました。
地域の皆さんが沢山参加され、自主防災委員会の青木会長の 御挨拶で始まりました。
本日の MC 初期消火班の芳野幹事から担当者の出欠確認の後 一連の流れを説明頂き、消防車の到着を待ちました。
子供さんも、防災ヘルメットを着用で見学です。 将来の自主防災会の候補です。
でも、此処からの見学は 眺めも良く涼しくて最高の席ですね。
消防署の隊長さんから、最近の火災の傾向と その対策を教えて頂きました。 特に、不審火の対策では 家の周りに燃える物を置かない。 台所では、油調理は火を消してから離れる。 寝煙草は絶対にしてはいけない。 耳が痛いです。
本日の訓練で使用する、消火器と電源装置です。 本来は、粉末消火器を使用しますが、粉末の飛散を避ける為、水消火器を使用する事に成りました。 これも 周辺への配慮です。
担当者から、消火器の説明を受けました。 消火器の噴射時間は 約 15秒との事、慌ててハンドルを握ってしまうと、火に近付く前に 全ての消化剤が出てしまうので、冷静に使用する事が大切ですが、いざと言う時に心配ですね。
消火器の胴体には、使用順序をステップ毎に表記して有りますので、日頃から定期的に確認する事も大事ですね。
隊員さんによる 消火器の使用方模範です。 ステップ毎に声を出して噴射されていました。
我々の消火体験が始まりました。 (火事だー 誰か来てくれー) 一声叫んでからの噴射を 4人一組で順次行いました。
次は、119番通報の体験訓練です。 電話機は、我々通報者側、下の装置は消防署の想定です。
青木会長の 火事の通報です。 大事なのは、火事か 救急か? 住所は? 様子は?。 消防署からの質問に、慌てずに答える事が必要ですが、実際には難しいでしょうね。
訓練に参加の子供さんも体験です。 でも、実際には、女性や子供の通報が多いそうですから、良い訓練です。
消防署側を想定しています。 通報と応対の内容は、滑り台に設置されたスピーカーからリアルに聞こえて来ます。
対応して頂いた隊員さんは、次々と適切な質問をされていましたが、実は、この時点で既に、消防車や救急車は出動済みで、必要な情報を無線で送信されますので、 (質問をしていないで、早く出動して欲しい) と、思わずに冷静に成って情報を提供する事が必要ですね。
負傷者の搬送と、応急手当をする為の、救護本部のテントの設営です。
手順を知っている人から教わりながらの設営です。 一度設営をすれば、次回は大丈夫です。
救護本部の完成です。 担架の組み立てや、救護 搬送 応急手当の手順を確認中です。
野球少年の 右足太もも骨折と想定。 でも、何だかボクは 嬉しそう。 気持ちはわかるよ。
担架で搬送する時は、足を進行方向に向け、出来るだけ要救護者が落ちない様に、中央で支える事が大事です。
救護本部では、元看護師の岡田さんから、応急処置の方法を教わりました。 骨折の場合は、出血の確認後止血の為の締め付け処置や、傘や身の回りの物で、当て木をして救急要請をする事が大事です。
大人の救助では、首 腰 足と 体重を分散すれば、担架に乗せられます。 担架の無い時は、毛布が有効です。
本日の訓練も全て終了しました。 自治会の 橋本会長の御挨拶にも 笑顔が有りましたので、大成功です。